ウクライナでは5人に1人の女性が家庭内暴力のリスクを受けている=オレーナ宇大統領夫人
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ウクライナのオレーナ・ゼレンシカ大統領夫人は3日、ウクライナでは5人に1人の女性が家庭内暴力(DV)のリスクを受けており、その内3分の1のみが自身の受けた問題について話していると発言した。
オレーナ夫人が家庭内暴力対策用のスマホアプリの発表会でのスピーチの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
オレーナ夫人は、「5人に1人の女性が家庭内暴力のリスクを受けているのだが、その内の3分の1のみがそのことについて話しているのだ」と発言した。
写真:ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム
オレーナ氏は、暴力と残虐性はどんな条件下においても一切の正当化はできないとし、「私たちは、暴力については、それがどのようなものであれ、どのような形であれ、耐え忍ぶことは決してない」と強調した。
同氏はまた、暴力に対しては、その被害と闘うよりも、あらかじめ警告する方が良いと述べた。
その他、同イベントにて、モナスティルシキー内務相は、ロシアにおいては暴力の現象はノルマとなってしまっているが、ウクライナにおいてそれを当たり前のことにしては絶対にならないと発言した。
モナスティルシキー氏は、「それは、私たちと敵との文明面での違いでなければならないのだ。それ(DVとの闘い)は、私たちの原則的立場であり、発展させ続けなければならないものだ」と指摘した。