クリミアでウクライナの楽曲を使用したDJを占領当局が逮捕
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一時的被占領下ウクライナ南部クリミアにて、飲食店のプロジェクターを使いウクライナの楽曲「ディケ・ポーレ」(野原)を映し出したDJがロシア占領当局に逮捕された。
シンクタンク「クリミア・タタール・リソース・センター」がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
センターは、「被占領下クリミアのレーニンシキー『裁判所』は、沿岸都市シチョルキネ市(編集注:クリミア東部)のカフェのDJが、ウクライナの歌『ディケ・ポーレ』をプロジェクターで映し出したことをもって、10日間の逮捕判決を言い渡した」と説明した。
占領政権裁判所は、DJの男性がロシア連邦の「過激主義活動抵抗」法に違反し、社会への不敬を表明したと認定したという。
発表には、このDJは、ウクライナの楽曲の動画はカフェの客から頼まれて流したものであり、自分は曲と動画の内容を知らなかったとし、部分的に「罪」を認めていると書かれている。