キーウ市庁舎、独立記念日に向け市民に注意喚起
ウクライナ首都キーウ(キエフ)の市行政府は、24日に控える独立記念日を前に、今週は安全方策を守り、空襲警報が鳴る場合には確実にシェルターへ向かうなど、特に注意して生活するよう呼びかけた。
22日、キーウ市行政府がテレグラム・チャンネルにて発表した。
発表には、「今年、ウクライナは戒厳令化、あり得る攻撃の脅威の中で独立の周年を祝う。大型行事の開催は禁止されている。なぜなら、敵は予測不可能だからだ。そのため、私たちはあらゆるシナリオに備えておかねばならない」と書かれている。
また、今後数日、ウクライナ国旗の日(8月23日)とウクライナ独立記念日(8月24日)を迎え、ロシア軍によるミサイル・爆弾による攻撃が意思決定機関、軍事施設、防衛産業施設、重要インフラ、これらに隣接する住宅地、並びに生活関連施設への攻撃があり得ると指摘されている。
その上で行政府は、「警報が鳴ったらすぐにシェルターへと向かって、人だかりを避けて、夜間外出禁止の遵守に特に責任を持って欲しい! このシンプルなルールと安全方策があなたとあなたの近しい人の命を守る上で役に立つことを覚えておいて欲しい」と伝えた。