キーウ市内に「キーウの幽霊」の壁画が登場
写真
ウクライナ首都キーウ(キエフ)のポジール地区に、慈善基金「私のウクライナのために」主導の壁画「キーウの幽霊」が登場した。
27日、ティモシェンコ大統領府副長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
ティモシェンコ氏は、「今日、キーウのポジールで、『キーウの幽霊』を讃える壁画が完成した。キーウの幽霊とは、実際は1人のパイロットのことではなく、私たちの首都を現在も守り続けている第40戦術航空旅団全体のことである。これは、戦死したパイロットの子供たちを助けている慈善基金『私のウクライナのために』のイニシアティブだ」と説明した。
同氏はまた、「キーウの幽霊」のことは全世界が知っているとし、「それは1人のことではなく、毎日交代で戦闘に当たり、何千もの人を占領者の脅威から守っている私たちの空の神様のイメージだ。私たちは、ヴィンニツャの幽霊、ポルタヴァの幽霊、イヴァノ=フランキウシクの幽霊、オデーサの幽霊、私たちの全ての町の幽霊がいることを知っている。彼ら皆が、私たちを空から見守り、鉄の翼で私たちを守っているのだ」と書き込んだ。
さらに同氏は、いつか、世界とウクライナを繋ぐ民間航空機が空に再び現れる日が来ると強調した。
なお、8月の最終土曜日は、ウクライナでは航空機の日と定められている。