ザポリッジャ州、ロシア占領政権、男性の他地域への移動を禁止

ロシアが占領を続けるウクライナ南部ザポリッジャ州では、ロシア占領者が18歳から35歳までの男性住民が同州ヴァシリウカを通じて政府管理地域へ移動するのを禁止し始めている。

22日、フェドロウ・メリトポリ市長がテレグラム・チャンネルにて伝えた

フェドロウ氏は、「35歳以下の男性は、被占領地をクリミア、ジョージアを通じたルートで速やかに立ち去るよう勧告されている。すでに今日、ヴァシリウカの敵の検問地点にて、18〜35歳の男性のザポリッジャ方面への通行を認められなかった。そしてそのような事例は今後も続いていくだろう」と書き込んだ。

また同氏は、ロシア侵略者の目的は一時的被占領地にて、前線での「大砲の餌食」として男性を動員することだと指摘した。同氏は、「2014年、いわゆる『LPR/DPR』では、占領者が本当の男性狩りを実行した。彼らは同じことを一時的被占領下ザポリッジャ・ヘルソン両州でも行うだろう」と発言した。

その上で同氏は、今すぐに政府管理下にあるザポリッジャ方面へと脱出するか、クリミアを通ってジョージア方面へと抜ける別のルートを選ぶかすべきだと強調した。

これに先立ち、これに先立ち、プーチン露大統領は21日、部分的動員の大統領令に署名したことを発表していた。

また、ロシアは、9月23〜27日に占領下ザポリッジャ州とヘルソン州で偽「住民投票」の実施を計画している。