ザポリッジャで他のマリウポリ防衛戦参加者の解放を求める集会開催
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ウクライナ南部ザポリッジャにて25日、現在もロシアに拘束されているマリウポリ防衛戦に参加したウクライナ軍人や民間人の解放を求める集会が開催された。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
主催者のオレーナ・ドビチャ氏は、「私たちは、政権が最近の交換により、偉業を行う能力があることを示したことにとても感謝している。『死刑』となっていた人々も交換された。今日、ここでは、今も拘束され続けている全ての人々を応援するために集まった。私たちは、今後も交換が行われると信じている。私たちは、全員対全員の交換を要求している。それが私たちのスローガンだ。200人解放されるのではなく。私は『愛しの人よ、私はウクライナにいる』と述べる電話を受け取りたい」と発言した。
写真:ドミトロー・スモリイェンコ/ウクルインフォルム
ドビチャ氏の配偶者は、2月24日からマリウポリのイリリチ記念工場の防衛をしていたが、その後ロシア側に拘束されたという。
集会参加者たちは、各々手に「忘れることは裏切りよりも悪いことだ」「被拘束者全員の帰還を要求する」「マリウポリ防衛者を取り戻せ。私たちの英雄を取り戻せ」「お父さんを返して」「全員対全員」などと書かれたプラカードを掲げていた。
集会に参加する国家警護隊隊員の配偶者であるテチャーナさんは、「私たちは、近親者に9か月も会えておらず、6か月声を聞けておらず、4か月全く彼らの所在を知らないのだ。私たちは、ウクライナとロシアの間の全員対全員フォーマットでの被拘束者交換問題を扱う国連ミッションの設置を主張している」と主張した。
これに先立ち、9月21日、ウクライナとロシアの間の被拘束者交換合意により、ロシアの拘束から215人の軍人・民間人が解放されていた。