クリミア橋の通行完全停止 クリミアのガソリンスタンドには行列
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8日朝に爆発があり、炎上したクリミア橋の通行が現在完全に停止された。クリミア領内のガソリンスタンドには燃料を求める人々による長蛇の列ができている。
テレグラム・チャンネル「クリミアの風」が伝えた。
同発表によれば、「クリミア鉄道」が、運行停止、電車の発着の遅れを伝えているという。
また、クリミア橋の車道部分の運行も完全に停止されているとのこと。
占領政権は、海峡の船による交通を始めることを計画していると伝えている。
同時に、クリミア半島内のセヴァストーポリ、シンフェローポリなどの町のガソリンスタンドには、長蛇の列ができているという。
発表には、クリミアの住民たちは、近々船での輸送が始まることはなく、他方で半島内に残っている燃料はそれほど多くないと考えていると書かれている。
これに先立ち、8日朝、ロシア領と一時的被占領下ウクライナ領クリミアを結ぶクリミア橋(ケルチ橋)にて何らかの爆発が生じ、炎上した。
なお、ロシア連邦は2014年にウクライナ南部クリミアの占領を開始した後、2018年にケルチ海峡に占領下クリミアとロシア領を繋ぐ通称「クリミア橋」を違法に開通させていた。