マリウポリからの避難時に4歳の娘と引き離されて露軍に拘束されたウクライナ人女性が解放
マリウポリ製鉄工場「アゾフスタリ」からの避難時に、ロシア軍人に4歳の娘と引き離されて、拘束された母親、ヴィクトリヤ・オビジナさんが、17日の大規模被拘束者解放の際に解放されていたことがわかった。
ウクルインフォルムの記者が現場から伝えた。
これに先立ち、2022年5月7日、当時ロシア軍により包囲されていたマリウポリ市のアゾフスタリから、民間人の最後の避難が行われていた。
その最後の民間人避難の際、ロシア軍は、マリウポリに隣接するマンフシュにて、避難民の選別(濾過)を行っており、その際に4歳のアリサさんの母親ヴィクトリヤさんのみを拘束していた。そして、ヴィクトリヤさんは、別途濾過キャンプへ移送され、4歳のアリサさんのみ政府管理地域ザポリッジャへと移動、その後親族の元へと送られていた。
これに先立ち、17日、イェルマーク大統領府長官は17日、ロシアに拘束されていたウクライナ国民の女性108名を解放することができたと発表していた。