ウクライナ大統領府、20日の全土での電力制限を呼びかけ

ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は19日、ウクライナ国民に対して10月20日、7時から23時にかけて電力消費を最大限制限するよう呼びかけた。

ティモシェンコ氏がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ティモシェンコ氏は、「先ほど、エネルギー省と全ての軍行政府長官との会議が行われた。(中略)私は、ウクライナ国民皆に対して、おととい昨日今日のエネルギー施設への砲撃に関連して、明日(20日)は非常に困難な日となることを呼びかける。そのため、明日、私たちは朝7時から夜23時まで、電力消費を最小化するよう強く要請する。全州に関係することだ」と発言した。

同氏は、20日、ウクライナ全土で同時というわけではないが、企業・工場をはじめとして、電力使用制限が適用されていくと伝えた。

そして、「私たちは、ウクライナ全土で電力が不十分となったら、一時的に全土で停電となり、それは居住区にも関わることになると理解している。明日は、電力消費と通りの証明をを最小化する」と発言した。

同氏はまた、住民が団結したら、20日を停電なく乗り越えるのに役立つだろうとも伝えた。