ウクライナとフィンランドのバンドが共同で楽曲発表

動画

21日、欧州の音楽の祭典「ユーロヴィジョン2022」の優勝グループであるウクライナのラップ・バンド「カールシュ・オーケストラ」と同イベントにフィンランドから出場した同国人気ロックバンド「ザ・ラスマス」が、共同で製作した楽曲「イン・ザ・シャドウズ・オブ・ウクライナ」(ウクライナの影で)のプロモーション動画を公開した。

フィンランド国営放送「Yle」が報じた

ザ・ラスマスのボーカルを務めるラウリ・ヨーネン氏は、「とても面白いプロジェクトだったし、これは私たちの立場でもある。私たちは、自分に向けられた不正義を感じているウクライナを支えたい。この歌は、ウクライナの未来への信念に満ちている」と発言した。

なお、今回発表された曲のベースになっているのは、世界中でヒットしたザ・ラスマスの人気曲「イン・ザ・シャドウズ」。

両バンドは、今年のユーロヴィジョンが開催されたトリノで知り合い、イベント期間中に街中で「イン・ザ・シャドウズ」を一緒に演奏したという。

これに先立ち、5月14日にイタリア・トリノで『ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2022』決勝が開催され、ウクライナ代表の民族ラップ・バンド「カールシュ・オーケストラ」が優勝していた