ウクライナ政権、ヘルソン州の解放された地域の住民に避難を勧告

ウクライナ政権は、ロシアの占領されたウクライナ南部ヘルソン州一部地域の住民に対して、これらの地域へのロシアからの砲撃の可能性が大きいことから、同地から避難するよう呼びかけている。

13日、ヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

ヤヌチェヴィチ氏は、「親愛なるヘルソン市と州の解放された自治体の住民よ! ヘルソン州右岸は、敵の砲撃の蓋然性が高いままである。逃亡中のロシア軍は、どん詰まりの中、民間人と戦い始めようとしている。私たちは、多くの解放された自治体で何度となくそれを見てきた。また、卑劣な敵は、敗北の前に私たちの電力・暖房・水の供給を担う重要インフレに深刻な破壊を加えている。そのため、私たちは、あなた方により安全な地域へ避難することを強く勧告する」と書き込んだ。

これに先立ち、12日、ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は、ゼレンシキー大統領の指示で、ヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官、国家警察、保安庁(SBU)がすでにヘルソン市とヘルソン州で活動し始めたことを報告していた