「ウクライナ人は恐ろしい経験をしたが、自由への愛を保った」=ゼレンシキー宇大統領、ホロドモールに言及

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ウクライナのゼレンシキー大統領は、26日のホロドモール犠牲者追悼の日に合わせて、ウクライナ人は飢餓、闇、寒さの中でも屈することなく、自由への愛を保ったとのメッセージを発出した。

ゼレンシキー宇大統領がフェイスブック・アカウントに動画メッセージを掲載した

ゼレンシキー氏は、「ウクライナ人は、非常に恐ろしいものを経験した。そして、それにもかかわらず、屈しない能力と自由への愛を保ったのだ。かつて私たちのことを、飢餓で破壊したがった人たちがいた。今は、闇と寒さで破壊したがっている」と発言した。

そして同氏は、「私たちを壊すことはできない。私たちの炎は消えない。私たちは、もう一度死に打ち勝つ」と強調した。

なお、11月第4土曜日は、ウクライナではホロドモール犠牲者追悼の日と定められている。本日午後4時(キーウ時間)には、ウクライナの各家庭で、ろうそくに火が灯され、1分間の黙祷が捧げられる。