今年のウクライナのグーグル検索で多かったのは… 空襲警報マップ、バイラクタル、ホストメリ
米企業「グーグル」社は7日、2022年にウクライナで最もよく検索された検索単語のリストを発表した。
グーグル・トレンドで結果が公開された。
全カテゴリーを通じて検索頻度が最も多かったのは「空襲警報マップ(Карта повітряних тривог)」。これに続き、上位10位に入ったのは、「ウクライナのニュース」「イェ支援(єДопомога)(編集注:政府支援サイト)」「ウクライナ地図」「ジリノフスキー(編集注:今年亡くなったロシアの極右政治家)」「アレストヴィチ(編集注:ウクライナ大統領府長官顧問)」「プーチン」「独身男性2022(Холостяк 2022)(編集注:テレビ番組名)」「バイラクタル」「ホストメリ」だった。
「人物」のカテゴリーでは、「オレクシー・アレストヴィチ」「ウラジーミル・プーチン」「ヴィクトル・メドヴェチューク(編集注:ウクライナの親露政治家。今年、国家反逆罪で起訴され、その後ロシアに引き渡された)」「キーウの幽霊」「ヴァレリー・ザルジュニー(ウクライナ軍総司令官)」が上位5位で、その他、ジョンソン元英首相、キム・ミコライウ州軍行政府長官などがランク入りした。
「ウクライナの地名」のカテゴリーでは、「ホストメリ」「ブチャ」「マリウポリ」「チョルノバイウカ」「クレメンチューク」「バラクリヤ」「ヘルソン」「ズミーニー島」「ミコライウ」「スラヴティチ」が入った。
「買い物」カテゴリーでは、「発電機」「塩」「防弾チョッキ」「『ロシアの戦艦』切手」「ろうそく」「パワーバンク」「インバーター12w〜220w」「本 イェ支援」「ヨウ素カリウム」「スターリンク」が上位10位だった。
未知の名称・事象などを調べる目的で検索されたワードのカテゴリーでは、「SWIFT」「レンドリース」「非常事態」「NATO」「戒厳令」「パリャヌィツャ」「バイラクタル」「デフォルト」「総動員」「ブラックアウト」がランク入りした。
なお、今年の全世界のグーグル検索ワードでは、「ウクライナ」がランク入りしたことが発表されている。