ウクライナで肯定的に見られている外国はポーランド、英国、リトアニア

世論調査

ウクライナで行われた外国への意識を問う最新の世論調査によれば、ウクライナで肯定的に見られている国の上位に来るのは、ポーランド、英国、リトアニアであることがわかった。

5日、ラズムコウ・センターのビチェンコ社会学局局長がウクルインフォルムにて2023年2、3月に実施した世論調査の結果を発表した。

ビチェンコ氏は、「外国への態度に関する質問への回答では、肯定的な回答が最も多かったのは、ポーランドの(回答者)94%だった。続いて、英国91%、リトアニア91%、エストニア90%、ラトビア90%、カナダ90%だった」と報告した。

さらに、肯定的に見ているとの回答は、チェコに対して88%、米国88%、オランダ86%、フランス86%、ドイツ85%、モルドバ82.5%、スロバキア82.5%、イスラエル75%、日本74%、トルコ72.5%、ジョージア70%、ルーマニア69%、アルメニア66%、アゼルバイジャン65%だったという。

インドに対しては、肯定的な回答(46%)が否定的な回答より若干多かったと説明された。

否定的な見方の回答の方が多かった国は、ロシア(94%)、ベラルーシ(81%)、イラン(73.5%)、中国(60%)、ハンガリー(46.5%)だったという。

また、ロシアに対する否定的な見方の回答は、ウクライナの全地域で半数を超えており、ウクライナ東部の90%が最も少なく、ウクライナ中部の97%が最も多かったという。また、家庭で「主にウクライナ語を用いる」回答者の間では、ロシアに対する否定的な評価が95.5%だったのに対して、家庭で「主にロシア語を用いる」回答者の間では88%だったと報告された。

今回の世論調査は、ラズムコウ・センターが2023年2、3月にウクライナの被占領地や戦闘発生地を除く全土で18歳以上の成人2020人に対して実施したものであり、理論的誤差は最大±2.3%だと説明された。世論調査結果は、ラズムコウ・センターのウェブサイトでも発表されている