2年前にロシアに連れ去られた孤児5人がウクライナへ帰還

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ウクライナのキム・ミコライウ州軍行政府長官は3日、2022年にロシアに連れ去られていた孤児5人がウクライナへと帰還したと報告した。

キム長官がフェイスブック・アカウントで伝えた

キム氏は、「ミコライウにて、2022年にロシア人による追放の恐怖を経験した、ノヴォペトリウカ特別学校(編集注:ミコライウ州)の生徒5人がミコライウで出迎えられた。2022年3月、同施設は占領され、2022年7月にロシア軍人が力づくで子供たちと職員をヘルソン州へ連れて行き、その後(編集注:ロシア領)クラスノダール地方へと連れて行った」と書き込んだ。

キム氏はまた、昨年11月、子供たちは同行者とともにロシアからジョージアへと移動させることができたと伝えた。

ミコライウ州軍行政府の教育・児童問題局が近親者の捜索と子供たちの受け入れのための措置をとったという。これにより4名の子どもは新しい家族で迎えられ、17歳の女児は、9月から専門学校での勉強を始めることになったと報告されている。

これら児童の帰還支援は、「セーブ・ウクライナ」、ウクライナ外務省、ウクライナ保安庁傘下統合センター、フィンランドの団体「オペレーション・ホープ」が行ったという。

写真:ミコライウ州軍行政府