キーウでLGBTQ+当事者の権利を訴える「平等の行進」開催
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16日、キーウ市内で、LGBTQ+当事者への平等な権利を訴える「平等の行進」が開催された。
行進は30分にわたって実施された。市民団体「キーウプライド」がフェイスブック・アカウントで報告した。
報告には、「行進には、500人以上が参加した。その中には、『ウクライナを今武装せよ』とのバナーを持ったLGBTQ+軍人のグループもいた。行進の際、私たち皆一緒に、ウクライナで暮らし、自らの権利のために闘い続けることができる機会につき軍人たちに謝意を伝えた」と書かれている。
写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム
イベントには、諸外国大使館の館員も参加していた。また、ドミトロー・フリン最高会議議員の姿も見られた。
同時に、キーウプライドは、警察が今回の行進を著しく制限したとし、参加者には100メートルのみ進むことを許したと報告した。行進は30分間続いたという。
なお、今回の行進にて、参加者は、国際社会に対してウクライナへの武器供与を訴えつつ、LGBTQ+差別を排除するための関連法案第5488と第9103の採択を呼びかけたという。
なお、キーウ市内で前回「平等の行進」が開催されたのは2021年。当時の参加者は5000人以上だった。