ウクライナ情報機関、国内各地で政権の信頼を落とすための偽「集会」開催を警告

ウクライナ国防省情報総局は24日、ウクライナの各地の州都で挑発目的の集会の準備が行われていると警告した。

情報総局がフェイスブック・アカウントで伝えた

情報総局は、テレグラムにおいて、匿名のアカウントが報酬を受け取った上で、ウクライナの情報機関をはじめとする政権の軍・政治幹部の評判を落とすことを目的とする「集会」に参加する人々が探されていると指摘した。

そして、「買収されている人々には、挑発集会の写真と動画の撮影が依頼されている。社会を分極化させ、ウクライナ国内に緊張を生み出すことが目的だ」と書かれている。

そのような資金を支払って開催される「集会」は、キーウや、オデーサ、ドニプロなどの州都で開催されようとしているという。

その上で情報総局は、「軍情報機関は、国家安全保障にとって有害な行事へ参加しないようウクライナ国民に警告する。注意深く、賢明で、強くあって欲しい!」と呼びかけた。