ボクサーのウシク選手、近い将来ウクライナ語でも話すようになると約束
クルーザー級世界チャンピオン4団体統一王者のオレクサンドル・ウシク選手は、公の場でウクライナ語を話さない理由を説明した。
27日、同選手が、エクスプレス紙のインタビュー時に質問に答えた。
クリミア出身のウシク選手は、ウクライナ語を話さない理由として、自分のウクライナ語を混ざり物であると感じており、スルジク(編集注:ロシア語とウクライナ語の混合言語)は話したくないと説明するとともに、「(ウクライナ語は)私の言語であり、私の両親の言語であり、私の先祖の言語である。同時に、私はほぼ皆がロシア語で会話をする地域で育った。そのため、日常生活では、私はロシア語を話すことのほうが多いのだが、しかし、すぐに公の場でもウクライナ語で話し始めることを約束する」と述べた。
また、ウシク選手は、複数の外国から国籍取得の誘いがあるが、同選手は自身をウクライナの愛国者だと思っており、「神が、私がウクライナで生まれさせたのだから、私は常にウクライナ人であり続ける」と述べた。
なお、クルーザー級世界チャンピオンWBC・WBO ・ WBA・IBF4団体統一王者のオレクサンドル・ウシク選手は、WBCやThe Ringの選ぶ「今年の最高のボクサー」の候補となっている。