ゼレンシキー大統領、パリ五輪上位入賞選手たちに叙勲

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ウクライナのゼレンシキー大統領は、8月24日の独立記念日にパリ五輪で上位に入賞した選手とそのコーチたちと面会し、勲章を授与した。

大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー大統領は、選手たちが国の独立をたたえ、ウクライナ国家の力を証明したことにつき謝意を伝えた。

その際ゼレンシキー氏は、「あなた方は、私たち皆、何百万人ものウクライナ人のサポートを感じないではいられなかったであろう。そして、私たちは、あなた方全員、一人一人を単に応援していたのではない。私たちは国全体で、思いと心全てで、あなた方と共にあり、気持ちで、国全体であなた方と一緒に競ったのだ」と発言した。

ゼレンシキー氏は、ヤロスラウ賢公勲章第4級を金メダルを獲得したボクシングのオレクサンドル・ヒジュニャク選手に、オリハ大公妃勲章第1級を金メダルを獲得し、世界記録を保有する女子走り高跳びのヤロスラヴァ・マフチフ選手に授与した。また同氏は、その他の選手やコーチにも勲章や称号を授与した。

写真:マフチフ選手(X)

その際同氏は、「私たちは、世界に対して、ウクライナとは何なのか、私たちの国はどのような国なのかを一緒に示している。戦うウクライナ。非常に痛みを覚え、苦しんでいるウクライナだが、しかし、ウクライナは立ち上がり、自らの主要な目標に向かって進み続けている。パンチを受け止められるウクライナ。勝つことのできるウクライナだ」と強調した。

ボクサーのオレクサンドル・ウシク選手は、ゼレンシキー大統領に自らのWBC重量級のチャンピオンベルトを贈呈した。ウシク氏は同ベルトを2018年に獲得しており、今年5月にタイソン・フューリー選手から奪還し、史上初のヘビー級4団体統一を実現している