ウクライナ児童10名、被占領下ヘルソン州から政府管理地域へ避難
ウクライナ南部ヘルソン州のロシアにより占領されている地域から10名の児童がウクライナ政府管理地域へと避難した。
プロクジン・ヘルソン州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
プロクジン氏は、「さらに10名の私たちの児童をウクライナがコントロールする地域へと帰還させることに成功した。彼らは、自分の親や保護者とともに一時的被占領下ヘルソン州で暮らしていた。幸いなことに、現在子どもたちはすでに自由な大地にいる。7名の男児と3名の女児だ。最年少は3歳で、最年長は16歳だ」と伝えた。
また同氏は、児童の帰還は常に、感情面含め、難しいプロセスであると書き込んだ。
さらに同氏は、今回の帰還には、慈善団体「セーブ・ウクライナ」が関わったと報告した。
その上で同氏は、「ウクライナ国境を越えた後、私たちの男の子、女の子たちは、すぐに必要な心理・医療支援を受けた」と伝えた上で、帰還に関わった人々に謝意を伝えた。
同氏は、2024年に入ってから、被占領下ヘルソン州からウクライナ政府管理地域へと帰還させることのできた児童数は、202人に上ると書き込んだ。