ロシアに拘束されていたウクライナ南部の町の市長が死亡
ロシアの対ウクライナ全面侵略開始直後から3年近くに渡りロシア軍に拘束されていた、ウクライナ南部ザポリッジャ州ドニプロルドネ市のイェウヘン・マトヴェイェウ氏が死亡したことが判明した。
同氏の遺体は、ロシアとウクライナの遺体交換の際にウクライナ側に返還された。フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
フェドロウ氏は、「ロシア人は2022年2月末にザポリッジャ州ドニプロルドネを制圧した。その後、イェウヘン・マトヴェイェウ市長を拘束した。2年と8か月彼は占領者に拘束され、拷問されてきた。最近の交換の際に遺体がウクライナに返還された」と書き込んだ。
同氏はまた、マトヴェイェウ氏は真の愛国者であったし、常に人々と働いてきた人だったと伝えた。
そして同氏は、「彼は強い意志と原則を持った人だった。占領中、彼は町や住民のそばを離れず、自治体の生活を守るためにあらゆることを行い、出来事の経過を常に住民に伝え、人々を支えていた」と書き込んだ。