ウクライナとロシア、8日に人道回廊1本のみ開通へ=ウクライナ副首相
ウクルインフォルム
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、8日にスーミ市からの住民の避難のために人道回廊が開通されることになっていると発表した。
ヴェレシチューク氏が同日朝の記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ヴェレシチューク氏は、「今日(8日)、スーミ市のための人道回廊が開通しなければならない。この事実は、ロシア国防相が正式に国際赤十字委員会(ICRC)への関連書簡で同意したものだ。つまり、文書での確認はICRCにも、人道回廊開通に同意した私たちにもある」と発言した。
同氏はまた、住民避難のための人道回廊のルートは一つだけであるとし、スーミ〜ホルビウカ〜ロフヴィツャ〜ルブニ〜ポルタヴァというものだと説明した。
さらに同氏は、他のルートは一切合意されていないと強調しつつ、同時に、ロシア側が合意のないルートについて発表するという挑発を行なっていると警告した。同氏は、ロシアに対して、印象操作を行わず、文書で確認されている約束を守るよう呼びかけた。