プーチン氏は「戦争犯罪人」 バイデン米大統領が初言及
ウクルインフォルム
バイデン米大統領は16日、プーチン露大統領のことを初めて「戦争犯罪人」と呼んだ。なお、米国によるロシアの戦争犯罪を認定する手続きはまだ継続中である。
米CNNが報じた。
バイデン氏は、「私は、彼は戦争犯罪人だと思う」と発言した。
CNNは、本件はホワイトハウスとバイデン米大統領の表現の著しい変化だとしており、これまでは米政権の公的人物は、バイデン氏を含め、「戦争犯罪」という言葉を避けていたとし、それは特別捜査が認定するものだからだと説明している。同時に政権幹部はこれまでも、ロシアが蛮行を働いていることは間違いなく、彼らの民間人への攻撃が意図的であり、偶発的なものでない場合、それは戦争犯罪とみなされるだろうと強調していた。
同時に、サキ米ホワイトハウス報道官は、同日の記者会見時に、大統領の指摘は感じたことを口にしたのであり、公式な宣言ではないことを指摘し、米国務省によるロシアの戦争犯罪の捜査プロセスが継続しており、正式な結論は今後公表されると説明した。
サキ氏は、「私たち皆、外国の独裁者による、民間人の命を脅威に陥れ、奪う、他国での蛮行、凄惨な行為を目にしてきた。病院、妊婦、記者、その他の人を壊す行為だ」と指摘した。