北部チェルニヒウ市、ロシア軍攻撃で1日で53人の民間人死亡
ウクライナ公共放送が報じた。
公共放送は、「チェルニヒウ市の郊外住宅地の一つで、10時頃、ロシア軍がパンのために並んでいた人々を銃撃した。公共放送の記者が伝えた。記者によれば、死者は少なくとも9名」と伝えた。
In #Chernihiv, in one of the commuter towns, at about 10:00 am Russian troops shot people standing in a line for bread, as the Suspilne's correspondent reports. According to her, at least 9 people died.#UkraineUnderAttack pic.twitter.com/lYbiDB1w44
— SUSPILNE NEWS 📰 (@suspilne_news) March 16, 2022
また、同日、ニゼリシキー・チェルニヒウ州警察長官は、フェイスブック・アカウントにて、本件は、銃撃ではなく、火砲による集合住宅への攻撃が店の近くに落ちたものだと報告した。同氏は、「今日、ロシア軍は、重火器にて、チェルニヒウの住宅街の一つに対して卑怯な攻撃を行った。砲弾は集合住宅に着弾し、店の近くに落ちた。そこには、多くの人が立っていた。彼らは、パンを求めて並んでいたのだ。敵の攻撃の結果、13名が死亡、数十名の民間人が負傷した」と伝えた。
チャウス・チェルニヒウ州行政府長官は17日、前日チェルニヒウ市では、ロシア軍の砲撃により計53名の市民が亡くなったと報告した。
チャウス氏は、「敵は、体系的な砲撃と空爆を行い、チェルニヒウの民間インフラを破壊している。前日、ロシア人に殺された53名の死体が保管所に運ばれた。ウクライナ軍は、破滅的攻撃に反撃している。敵は、パニックに陥り、損失を出している」と書き込んだ。
なお、ウクライナでは、2月24日から、ロシア軍による侵略が続いている。