戦争開始から117名の児童が死亡=ウクライナ検事総局

戦争開始から117名の児童が死亡=ウクライナ検事総局

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ロシア連邦のウクライナに対する侵略戦争によって、ウクライナ領にて117名の児童が死亡、155名以上が負傷した。

22日、ウクライナの検事総局がテレグラム・チャンネルにて発表した

検事総局は、「2022年3月22日朝時点で、117名が死亡、155名以上が負傷。犠牲者数がもっとも多いのは、キーウ(キエフ)州の58名。続いて、ハルキウ州40名、チェルニヒウ州31名、ドネツィク州30名、ミコライウ州24名、キーウ市16名、ジトーミル州15名、ヘルソン州15名、スーミ州14名である」と書かれている。

検事総局はまた、ハルキウ州では、ロシア軍の戦車が2名の子供のいる家族の乗っている自動車を砲撃したと報告。家族は、民間人であると叫び、白旗を振ったが無駄であったという。両親と9歳の長女が死亡、17歳の長男が負傷したと報告された。

南部ミコライウ州ミコライウ地区コスチャンティニウカ村への砲撃にて、3名が死亡、内1名が7歳の児童だったと伝えられた。

3月21日には、東部マリウポリからの避難用バスがロシア軍に攻撃を受け、4名の児童が病院に搬送されたという。また、ザポリッジャ州ポロヒウ地区にて、児童3名が攻撃の被害に遭い、同州カメンシケ村で児童1名が負傷。同州は、その他2名の児童が重傷だという。

さらに検事総局は、548軒の教育施設が損壊、内72軒が全壊したと伝えた。

同時に検事総局は、戦闘の激しい地域や一時的被占領地においては現地の確認が行われていないことから、これらの数字は最終的なものではないと伝えた。

写真:AA


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