ウクライナからの難民数約400万人=国連
ウクルインフォルム
ムスヤ国連事務次長補(人道問題担当)は29日、過去1か月でウクライナ国境を390万人が越え、国内避難民は650万人となっていると発表した。
ムスヤ氏が国連安全保障理事会会合にて発表した。ウクルインフォルムのニューヨーク特派員が伝えた。
ムスヤ氏はまた、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の情報として、3月27日時点で、児童99人を含む、民間人1119人の死亡が確認されていると伝えた。同時に、戦闘の激しい地点のデータは遅れて入ってくるために、実際の数は確認されているものよりはるかに多いだろうとも指摘した。
さらに同氏は、多くの町の住民に「食料、水、医薬品が足りないし、電力と暖房が不足している」「彼らは罠にはまっている。絶望、恐怖の中にある。いくつかの地区では、死体を隠すのすら危険だ」と発言した。