95%がウクライナによるロシア撃退を確信
世論調査
ウクルインフォルム
最新の世論調査によれば、ウクライナの95%の住民がロシアを撃退できると確信していると考えていることがわかった。
5日、レイティング社が3月30、31日に実施した世論調査結果を発表した。
発表よれば、「あなたは、ウクライナがロシアの侵略を撃退できるとどれだけ確信しているか」との設問に対して、69%の回答者が「絶対的に確信している」と回答、26%が「どちらかといえば確信している」と回答した。また、3%が「どちらかといえば確信していない」、1%が「全く確信していない」と回答した。
他方で、勝利に必要な時間に関する設問は、3月上旬の調査時より、より長い時間が必要だと考える人が増えていることがわかった。
今回の調査では、ウクライナがロシアとの戦争に勝利するのに必要な時間につき、30%の回答者が「数週間」と回答、31%が「数か月」必要と回答した。また、16%が「半年から1年」、4%が「1年以上」と答えた。
なお、3月8、9日の調査時には、18%の回答者が「1週間以上」、39%が「数週間」、18%が「数か月」と回答していた。
また、回答者の78%がウクライナの物事は正しい方向に進んでいると回答した。
この設問は、2月24日のロシアによる全面的侵略開始前には、60%以上が「ウクライナの物事は誤った方向に進んでいる」と回答していたが、侵略開始後は70%以上が「正しい方向に進んでいる」と回答しており、傾向に大きな変化が見られている。
今回の世論調査は、レイティング社が3月30、31日に一時的被占領下クリミア・ドンバスをのぞくウクライナ全土の18歳以上の人物1500名に対してCATI方式(Computer Assisted Telephone Interviews)で実施したものとのこと。理論的誤差は最大±2.5%だと書かれている。