ゼレンシキー宇大統領、インドがウクライナの安全保証国となることに期待

ゼレンシキー宇大統領、インドがウクライナの安全保証国となることに期待

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ウクライナのゼレンシキー大統領は、インドはロシアとウクライナの間でバランスを取ろうとしていると発言した。

ゼレンシキー大統領がインドのリパブリック・メディア・ネットワークへのインタビュー時に、ウクライナ・インド関係と現在の戦争におけるインドの仲介という案についての質問に答える形で発言した

ゼレンシキー氏は、「私は、人間関係から全て始まると思っているし、国家間の信頼は、両国の首脳間の信頼だと思っている。私は、モディ首相と2回対話をした。私は、ウクライナ・インド関係、私たちの国の関係を刷新したいと強く思っている。私は、その関係が特別で強力なものになることを強く望んでいる」と発言した。

さらに同氏は、インドは常にソ連と緊密な関係を有していたし、インドの学生はソ連時代にウクライナの大学で勉強していたと指摘しつつ、同時に、現在ロシアとウクライナは二つの異なる国であり、インドはその2か国の間でバランスをとろうとしていると発言した。

その上で同氏は、「私は、ウクライナとロシアの間でバランスをとるというのが、インドにとって容易ではないことをわかっている。私は、それが首脳の選択であることを知っているし、彼が何らかの関係を失いたくないと思いながらも、オープンにロシアの侵略を非難し、ウクライナを支持していることも知っている。同時に、私は、『賢明さ』が唯一の選択肢ではない、決定的な瞬間、決定的な時というものがあるのだと言いたい。私は、賢明さとは、この先に何があるかを見ることでもあると思っている」と発言した。同時に同氏は、今は全世界が対ウクライナ侵略についてロシア連邦を非難しているのだと補足した。

同氏は、インドからの人道支援と外交的支援につき謝意を伝えつつ、インドがウクライナの安全の保証国の一つとなることへの期待を表明した。同氏は、「私は、彼(モディ印首相)が、ウクライナの安全の保証国の中に入ることにつき、考えて欲しいと強く思っている。そこにはもうバランスもなければ、賢明さもない。あるのは、オープンな立場だ。なぜなら、現れるのはウクライナのための安全の保証だからだ」と発言した。

加えて同氏は、人間の間と両国の政権の間の特別な関係を望んでいると述べ、なぜなら、ウクライナとインドの人々は、同じ価値を共有しているからだと強調した。同氏は、「私たちの子供たちが殺されている時、私は、インドにいるあなた方も同じように痛みを感じているのだと思っている」と発言した。

写真:大統領府


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