16、17日のロシア軍攻撃の被害
テレホウ・ハルキウ市長は16日、テレビ番組出演時、同日夜のロシア軍のハルキウ市砲撃により、民間人1名が死亡、2名が負傷したと語った。
テレホウ氏は、「先ほど、ハルキウ市の一地区への砲撃があり、1名が死亡、2名が負傷した。現在彼らは病院におり、医療関係者が緊急で両名の命を救っている。これらの砲撃は、混沌を撒き散らし、人々を脅すために行われている」と発言した。
南部ミコライウ市のザマジェイェヴァ市議会議長は16日、テレグラム・チャンネルにて、同日の同市幼稚園への砲撃を報告した。
ザマジェイェヴァ氏は、「ミコライウでは、ロシア・ファシストたちが幼稚園を砲撃した。幼稚園だ! ああそうだ、私たちはそこにナチを隠している、あるいは、多分、そこに軍事施設でも作ったのだ(編集注:皮肉であり、事実ではない)。幸運なことに、その時幼稚園には児童はいなかった」と書き込んだ。
同氏はまた、ロシア軍のミコライウ市・州の民間施設への砲撃はすでに2日連続で続いているとし、バシュタンカとヴィトウカ地区への砲撃があったと伝えた。
ロシア軍からの激しい攻撃の続く東部ルハンシク州では、ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントにて、同州シェヴェロドネツィクにて17日未明、敵の攻撃により4軒の建物で火災が生じたと報告した。
ハイダイ氏は、未明の砲撃ではシェヴェロドネツィク市のこれまで攻撃を受けていなかった地区が被害を受けたとし、「16日から17日にかけての夜間、砲弾着弾後、一つの通りの3軒の集合住宅で火災発生。もう1軒は離れたところだ。ロシア側が攻撃を止めた後すぐ、救急隊員が施設にすぐにかけつけた。多くのアパートが燃えた。被害者情報は確認中だ」と発言した。
キーウ州ブロヴァリのサポジュコ市長は、フェイスブック・アカウントにて、ロシア軍が同市への攻撃を行ったと報告した。
ザポジュコ氏は、「今日朝から、私たちの自治体の複数インフラ施設に着弾があった。平穏を保って欲しい。電力、上下水道に問題が生じるかもしれない。全ての公共技術者が強化体制で作業している」と伝えた。