カナダ、ウクライナへ重火器を提供へ
ウクルインフォルム
カナダのトルドー首相は19日、同国政府はまもなくウクライナに重火器を提供し始めると発言した。
トルドー首相が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
トルドー氏は、「カナダは、ウクライナに重火器を提供する。私たちは、近々さらなる詳細を報告する」と発言した。
同氏はまた、カナダはこれによりウクライナ側の直接の要請に応えることになるとし、「私たちは、最初からゼレンシキー大統領とコンタクトを取り続けてきたし、彼らの具体的な要求に答えている。彼らのカナダへの最近の要請は、重火器による支援であった。なぜなら、彼らが戦争のそのような局面にあるからだ」と発言した。
さらに同氏は、カナダは、「ウクライナをサポートし続け、私たちの社会が抱く価値を防衛し続ける」と強調した。
なお、今年のカナダの国家予算では、ウクライナへの軍事支援に4億ドル以上があてられている。
これに先立ち、18日のロシアのウクライナ東部への攻撃激化を受け、19日、米国、フランス、ドイツ、英国、カナダ、イタリア、ポーランド、ルーマニア、日本の首脳、NATO事務総長、欧州委員会委員長、欧州理事会議長が会談を行っていた。
ジョンソン英首相は、同首脳会談後、ウクライナに対してより多くの火砲の提供を約束している。また、ショルツ独首相は、ドイツはウクライナ政府がドイツの軍需産業から武器を購入できるようにすることで、ウクライナへの軍事支援を行い続けると発言した。
写真:大統領府
※更新(1:04):首脳会議の参加国に日本を追加しました