「マリウポリからバス4台が出発できた。21日に避難継続」=宇副首相
ウクルインフォルム
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は21日、マリウポリからロシアとの間で前日合意されていた人道回廊を通じて4台の避難用バスが出発できたことを報告し、また21日には避難が継続されると発言した。
ヴェレシチューク副首相がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
ヴェレシチューク氏は、「マリウポリについて。同市から昨日の人道回廊を通じて、4台の避難バスが出発することができた。彼らは、ベルジャンシクにて泊まり、現在ヴァシリウカへ向かっている。私たちは彼らにザポリッジャで会うのを待っている」と書き込んだ。
同氏はまた、21日、マリウポリからの女性、子供、高齢者の避難が再開されるとし、避難バスへの集合時間と場所は、14時、マリウポリ市内のシェウチェンコ大通りの商業施設「ポルトシティ」前だと伝えた。
同氏は、「治安情勢は複雑だ。変更があるかもしれない。公式発表を追って欲しい」と補足した。
これに先立ち、20日、ヴェレシチューク副首相は、マリウポリから非戦闘員を避難させるための人道回廊は予定した通りには機能しなかったと発言していた。
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