宇露和平協議ウクライナ側参加者、マリウポリにてロシア側と協議する用意があると発言
ウクルインフォルム
ウクライナ・ロシア和平協議にウクライナ側代表団から参加しているポドリャク大統領府長官顧問は20日、マリウポリを訪れて、ロシア代表団と特別協議を行う準備があると発言した。
ポドリャク氏がツイッター・アカウントにて伝えた。
「無条件でだ。私たちは、マリウポリにて協議の特別会を行う用意がある。1対1でも、2対2でも良い。私たちの若者、アゾフ隊員、軍人、民間人、子供、生きている人、負傷者、皆を連れ戻すためだ。なぜなら、彼らは私たちの人々だからだ。なぜなら、彼らは私たちの心の中にいるからだ。永遠に。それ以外はない」と書き込んだ。
また、同じく和平協議に参加しているアラハミヤ・ウクライナ最高会議議員(与党会派「人民奉仕者党」会派長)もまた、テレグラム・チャンネルにて、マリウポリでの協議に参加する準備があると認めた。
アラハミヤ氏は、「私は、ミハイロ・ポドリャクとともに、マリウポリへ行き、ロシア側と、私たちの部隊と民間人を避難させる協議を行う準備がある」と書き込んだ。
同氏はまた、ウクライナ代表団はマリウポリの軍人たちと常に連絡を取っていると指摘し、「今日、防衛者との対話の中で、現場(編集注:マリウポリ)にて私たちの軍人の避難に関する協議を行うという提案が出された。私たちは、ロシア側から確認を得られさえすれば、そのような協議のためにいつでも出かける準備がある」と発言した。
これに先立ち、20日、アゾフ連隊のパラマル副隊長は、ポドリャク大統領府長官顧問とアラハミヤ最高会議議員と話したとし、両者がマリウポリまでやってきて、ロシア側のメジンスキー代表と現地に残る軍事基地の避難について協議する準備があると述べたと伝えていた。
写真:AA