ロシアがイースター停戦提案を拒否=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、24日に迎える正教会の復活祭(イースター)に合わせて4日間の停戦を行う提案を、ロシアが拒否したと明かした。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージにて発言した。
ゼレンシキー氏は、「残念ながら、ロシアは、復活祭停戦の設定提案を拒否した。それはその国の首脳陣がキリスト教の信仰、最も喜ばしく最も重要な祭の一つに対してどのような態度を有しているのかをよく示している。しかし、私たちは、希望を維持している。平和への希望、生命が死に打ち勝つ希望を」と発言した。
なお、4月19日、グテーレス国連事務総長は、ロシアとウクライナに対して、21日から24日まで、復活祭に関連する人道目的の停戦を宣言するよう呼びかけていた。
ウクライナ外務省は、これに対して、そのような4日間の停戦提案を支持すると表明していた。
写真:大統領府