ウクライナは武器を受け取り次第、占領地を取り返し始める＝ゼレンシキー宇大統領

ゼレンシキー大統領がキーウ（キエフ）市内の地下鉄での記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「敵はほぼキーウまで到達し、激しい戦いがあった。しかし、それでも、私たちはその領土を占領から解放した。私の個人的な立場はシンプルだ。彼らが入り込むところ全て、彼らが占領するもの全て、私たちは全て取り戻す。それは、１０〜２０年かかる問題ではない。２０１４年から続く８年戦争ですらない。それは、非常に迅速に解決される。しかし、十分な武器を私たちが手に入れたらという条件でだ。私たちのところに十分な武器が揃い次第、私たちは、一時的に占領されている領土をすぐに取り戻す」と発言した。

同氏はまた、最近、ウクライナが必要としている武器の供給速度が高まったとし、それはつまり、領土の脱占領もより早く実現できるチャンスがあるということだと指摘した。同氏は、「現在、私たちは、パートナーたちの態度の変化を目にしている。特に、私は、何より米国からの武器共有の速度の変化を見ている。もしこの速度が、私たちに約束されているように、高まっていけば、そして、もし言葉と行動が一致すれば、私は、私たちの領土はより早く脱占領できると確信している」と強調した。