ロシア軍、拉致した元ヘルソン市長の「親露的」発言動画を公開

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ロシア軍は、占領するウクライナ南部ヘルソンで拉致されたヴォロディーミル・ミコライェンコ元市長の動画を公開した。

自身もロシア軍に拉致された経験のあるヘルソン州カホウカ市の記者バトゥーリン氏がフェイスブック・アカウントにて報告した

バトゥーリン氏は、「ロシア占領者は、拉致した元ヘルソン市長のヴォロディーミル・ミコライェンコ氏の『インタビュー』なるものの動画を公開した。動画の中では、これまで同様、全てが侵略者の求めるがままの無理矢理な内容だった」と書かれている。

同氏はまた、拘束されている人物が話すことは何も信じてはならないと強調した。

これに先立ち、18日、ミコライェンコ元ヘルソン市長が拉致されたようだと同氏の配偶者が伝えていた。

2月24日のロシアによる対ウクライナ全面的侵略によりヘルソン州の大部分は占領下にある。占領開始当初は、両州各地で住民による反占領集会が盛んだったが、ロシア軍人よる地方自治体関係者、記者、教師、活動家、聖職者などへの拉致、略奪、拷問などの被害が相次ぎ、次第に反占領集会の頻度は下がっている。

4月23日、ヘルソンのウクライナ正教会の聖職者であるセルヒー・チュディノヴィチ氏は、ロシア軍により拘束されていた際に受けていた拷問について報告している

カホウカの記者のバトゥーリン氏も、3月12日から8日間にわたりロシア軍に拘束されていた


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