「ウクライナには自らを守る権利がある」 ジョンソン英首相、ウクライナによる露国内の軍事目標への攻撃可能性に言及
ウクルインフォルム
ジョンソン英首相は、ウクライナがロシア国内の軍事目標に対して英国が提供した武器を使用することに反対していないと発言した。
ジョンソン英首相の発言を英BBCが報じた。
トークTVのインタビューにて、ジョンソン氏に対して、ウクライナが英国に提供された武器をロシア領の目標(例えば石油施設)に対して使用する可能性についてどう考えているかと尋ねると、ジョンソン氏は、ウクライナは自衛権を有していると回答した。同氏は、「私たちは、危機がウクライナの国境の外に出ることは望まない。しかし、明白なことながら、ジェームズ(ヒーピー英国防担当閣外大臣)が述べたように、彼らは自らを守る権利を有している。彼らは、ロシア領内から攻撃を受けている。彼らは、自らを守り、防ぐ権利を有している」と発言した。
これに先立ち、ヒーピー英国防担当閣外大臣がタイムズ・ラジオ出演時に、ウクライナは敵のロジスティックを妨害するために「全くもって合法的に」ロシア国内の軍事目標を攻撃することができると発言していた。
"It's completely legitimate for Ukraine to be targeting" military sites within Russia "in order to disrupt the logistics."
— Times Radio (@TimesRadio) April 26, 2022
Armed forces minister @JSHeappey tells #TimesRadio the government supports Ukrainian attacks on Russia's territory. pic.twitter.com/6vhopgNHOA
これに対して、ロシア国防省は、英国がウクライナに対してロシア領への攻撃を「煽り続ける」場合は、「相応の対応」を行うと脅していた。
写真:大統領府