マリウポリでは露占領政権は人道支援を運んだ車で市民の遺体を持ち去っている=市当局
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ウクルインフォルム
マリウポリ市議会は2日、ロシア占領政権による実行支配の進むウクライナ東部マリウポリ市にて、ロシア占領政権が人道支援を運んでいる自動車で、市民の遺体を持ち去っていると主張した。
マリウポリ市議会がマリウポリ市民が目撃したとする情報をテレグラム・チャンネルにて伝えた。
発表には、「初めは人道支援を運んできて、それからそのトラックで死体を運び去るのだ。ロシア風のロジスティックの最適化とはそういうものだ。町にまだ残っているマリウポリ市民が話してくれたところによると、最初は食べ物などのセットを持ってくるが、その後そのトラックで殺されたマリウポリ市民の遺体を運び去る。まだ破壊された建物の瓦礫の下から出てくるのである」と書かれている。
市議会はまた、マリウポリ市内のそのようなトラックだと主張する車両の写っている写真を公開した上で、「世界は、ロシアのマリウポリ市民とウクライナ全土の人々に対する戦争犯罪を知るべきだ」と強調した。
これに先立ち、ウクライナ東部マリウポリ市の市議会は、同市の制圧を進めるロシア軍が、隣接するマンフシュ村に新たに作った集団墓地に「立て札」を立てることで、埋葬した市民の数を隠蔽しようとしていると発表していた。