ゼレンシキー宇大統領、マリウポリからの市民避難作戦は「継続している」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、マリウポリからの市民の避難作戦は継続していると発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージにて発言した。
ゼレンシキー氏は、「マリウポリからの私たちの人々を救うためにあらゆることを行い続けている。避難作戦は継続している。明日は、私たちはまた、ベルジャンシク、トクマク、ヴァシリウカからの人道回廊を通じた動きも期待している」と発言した。
同時に、同日スタルフ・ザポリッジャ州軍行政府長官は、テレビ番組出演時に、マリウポリを出発した避難民を乗せた車列にベルジャンシクやトクマクの住民が合流するかもしれないと発言した。
スタルフ長官は、「私たちは、ザポリッジャ州の同郷人たち、ベルジャンシクやトクマクの住民がその車列に合流し、マリウポリ市民とともにザポリッジャに到着して欲しいと思っている」と発言した。
同時にスタルフ氏は、1日にマリウポリを出発した車列は、2日夜の段階でマリウポリから西に約20キロに市するマンフシュ町に滞在していると伝えた。
これに先立ち、1日、国連と国際赤十字委員会(ICRC)の支援を受けて、ウクライナ東部マリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」からの民間人100人強の避難作戦が始まったことが発表されていた。
ゼレンシキー大統領は1日、アゾフスタリからの民間人避難の開始を歓迎するとともに、最初の避難者たちが2日の朝にはザポリッジャに到着するだろうと発言していた。
写真:大統領府