6日、アゾフスタリから50名が避難=ウクライナ副首相
ウクルインフォルム
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、6日にマリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」から50人の民間人を避難させることができたと発表した。
ヴェレシチューク氏がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
ヴェレシチューク氏は、「今日、私たちは、アゾフスタリからの民間人避難を行った。反対の道では、(商業施設)『ポルト・シティ』で人を乗せないといけなかったが、残念ながら間に合わなかった。車列は、一日中、アゾフスタリの近くに止まっていなければならなかった。そこでは戦闘やらその他の挑発が行われていたからだ」と書き込んだ。
同氏はさらに、ロシア軍は常に停戦を違反しており、そのため避難は極めてゆっくりとしか進まなかったと指摘した。
その上で同氏は、明日(7日)、「全て予定通りなら」、17時マリウポリ市内「ポルト・シティ」前に避難バスが来て、人々をベズイメンネ村(編集注:ロシア軍がいわゆる「フィルターキャンプ」にて民間人の厳重審査を行っている、ロシア占領下の自治体)へ連れて行く。そこで避難した人々は、アゾフスタリからの避難車列と合流する。それから翌日(8日)ザポリッジャへ出発する、と説明した。
同氏は、「明日、私たちのは全て成功させなければいけない。17時にポルト・シティ前に集合だ。耐えて欲しい」と呼びかけた。