マリウポリからザポリッジャに177人の市民が到着
ウクルインフォルム
8日、政府管理地域にあるザポリッジャ市に、マリウポリ市から避難してきた市民177人が到着した。
ウクルインフォルムの記者がザポリッジャ市における避難民到着現場から伝えた。
ネクラソヴァ州軍行政府副長官は、「今日、ザポリッジャからマリウポリまで、『緑の回廊』を通じて、177人が避難できた。その内、37人はアゾフスタリからで、140人がマリウポリ(編集注:市の別の地区)からだ」と発言した。
スタルハ同州軍行政府は、3月以降「緑の回廊」はなかったと述べた。また、この間、11万人以上のマリウポリ市民と、15万人以上のザポリッジャ州民が避難することができたと発言した。
これに先立ち、ヴェレシチューク副首相は7日、ロシアが制圧を進めるウクライナ東部マリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」から、全ての子供、女性、高齢者を避難させたと発表していた。
同時に、7日、アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問は、ロシア軍はアゾフスタリから373名を「追放」したとし、マリウポリを出た人々はベズイメンネ(編集注:ロシア占領下)の「フィルター・キャンプ」にいると書き込んでいた。