ロシアがウクライナで奪った穀物、40万トンに及ぶ=宇国会委員会
ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)経済発展委員会は18日、ウクライナ領の一部を占領するロシア連邦が占領地にて奪った穀物はすでに約40万トンに及ぶと発表した。
経済発展委員会が声明を発出した。
声明には、現時点でロシアが現在領域の一部を一時的に占領しているザポリッジャ州、ヘルソン州、ドネツィク州、ルハンシク州から奪っている穀物は約40万トンに及ぶと書かれている。さらに、ロシア軍はミサイル攻撃により、カントリーエレベーター、穀物倉庫、農業用器具、インフラを破壊しており、種蒔きを破綻させていることが指摘されている。
委員会はまた、ウクライナの港湾の封鎖と海への機雷の設置により、すでに収穫されているウクライナの農作物の国外輸出ができなくなっていることも伝えた。
また、ロシアがウクライナの港湾を封鎖していることで、ウクライナは9000万トンの穀物を輸出できておらず、毎日1億7000万ドルの損害を出していることが指摘されている。