ドゥダ・ポーランド大統領、ウクライナが全ての領土の奪還して戦争に勝利することへの期待表明
ウクルインフォルム
ポーランドのドゥダ大統領は20日、ロシアがウクライナに対して開始した戦争は、ウクライナが自国領を全て取り戻して終結すべきだとの見方を示した。
ドゥダ大統領がポルスカ・タイムスへのインタビュー時に発言した。
ドゥダ氏は、「私は、戦争がウクライナが国際的に認められた国境内での全ての領土の取り戻すことで終わって欲しいと思っている」と発言した。そして同氏は、それは自身にとってもポーランドの安全保障にとっても未来にとっても極めて重要なことだと発言した。
さらに、「それは、政治的にウクライナがこの戦争に勝つことを意味する。私は、それを強く期待しており、全面的にサポートしようとしている。なぜなら、私は、それが正義であり、そうであるべきだと思っているからだ」と発言した。
同氏はまた、ウクライナが破壊されたインフラを再生できるようにしたいとし、ポーランドは復興の支援をし、ウクライナが自らの国境の中で「大きな繁栄した国」、ポーランドの隣国、友人、将来の同盟国として機能していくよう、支援する準備があると表明した。
加えて同氏は、自身はゼレンシキー宇大統領と非常に良い個人的関係が築かれたと指摘し、「ヴォロディーミル(ゼレンシキー大統領)は、私を友人だと呼んでいる。私もまた、彼を自分の友人だと思っている。この戦争の間、堅固な基盤の上に形成された強い繋がりが私たちを結びつけている」と発言した。同氏はまた、それによって両国国民の間の複雑な歴史問題解決の対話が始まることを期待しているとも強調した。
その他同氏は、ロシア侵略開始の数日間はゼレンシキー氏の命について心配していたとし、そのため両者は当時毎日話をしていたと認めた。
なお、ウクライナでは、2月24日からウクライナによる全面的侵略を受けている。