ゼレンシキー宇大統領、マリウポリ製鉄工場のウクライナ軍人は全員避難させると発言
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、近々、マリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」のウクライナ防衛者の避難プロセスが終了するだろうと発言した。
ゼレンシキー大統領が大統領就任3年目を記念し行った、「UA一緒」へのインタビューの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「現在、工場に閉じ込められていた全ての民間人を救出させられた。工場近くや、マリウポリにいたその他の民間人の避難は、ずっと前に始まっていた。(編集注:アゾフスタリからの)民間人は避難させられたし、医療関係者も、重傷兵も負傷兵も脱出させられた。この私たちが話している瞬間、私は、何が起きているか知っている。私は、数日ですらない、近々、全員の脱出が終了すると思っている」と発言した。
同氏はまた、アゾフスタリからの避難の構造とプロセスは複雑だと強調した。「封鎖解除は西側のパートナーたちが仲介者となって行うということで合意した。私は、軍事的手段で解囲が不可能だとわかった時、トルコ、スイス、イスラエルと合意しようとした。最初は、ロシア連邦との首脳同氏との関係があるということでフランスとも合意しようとしていた」と発言した。
同時に同氏は、外国パートナーにはマリウポリ武力解囲のために武器提供を求めていたとも述べ、「私たちがマリウポリへ軍事的手段で辿り着いて、その人々の封鎖を解くため、私たちの軍人に武器を提供するように何十回、何百回と私は詳細に外国首脳と話をしてきた」と発言した。
同氏は、マリウポリの全ての防衛者は「絶対に英雄的な人々だ」とし、彼らに対して、「脱出し、自らの命を守る完全な権利がある」というシグナルを伝えてあると発言した。
写真:大統領府