ロシアはウクライナでアフガン戦争時のソ連並の戦死者数を経験している=英国防省
ウクルインフォルム
ロシアは、対ウクライナ全面的侵略の3か月で、ソ連がアフガニスタン戦争の9年間で出した戦死者数と同じくらいの損耗を被っている。
23日、英国防省がツイッター・アカウントにて軍情報機関の報告を掲載した。
報告には、「『特別軍事作戦』の最初の3か月で、ロシアは、ソ連がアフガニスタン戦争の9年間で経験したのと類似の死者数を被っているようである」と書かれている。
さらに、低質な戦術、限定的な航空機利用、柔軟さと指揮アプローチの欠如が、現在の高い損耗率をもたらしており、それはウクライナ東部ドンバス地方での攻撃においても引き続き増加していると説明されている。
また、ロシア社会が過去に戦時の損耗に対して敏感であったと指摘されており、ウクライナでの戦死者数の増加が続くことで、それがより明らかになり、社会の戦争への不満、それの表明への機運が高まるかもしれないと書かれている。
なお、ウクライナでは、2月24日からロシアの全面的侵略戦争が続いている。