東部ルハンシク州、前日約60軒の建物破壊 民間人死傷者あり
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ウクルインフォルム
ウクライナ東部ルハンシク州では、28日を通じてロシア軍の攻撃により約60軒の建物が破壊され、民間人が2名死亡、複数負傷者が出ている。
ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
ハイダイ氏は、「州内で2名死者が見つかった。負傷者もおり、建物は約60軒破壊された」と書き込んだ。また、砲撃が絶え間なく続いており、新たに破壊された地点に速やかに訪れて、犠牲者の有無を確認することがいつもできているわけではなく、犠牲者数はこれより多い可能性があると伝えた。
また同氏は、ルハンシク行政は極めて緊迫しているとし、「5月28日、リシチャンシクにて、ロシアの砲弾が集合住宅に着弾。女の子が現場で死亡、4名の住民が様々なレベルの負傷で病院へ搬送された。市にとって苦しい1日だった。空爆により映画館『ドルジュバ』が破壊、また22軒の建物が損傷した。シェヴェロドネツィクの状況はさらに困難だ。敵は襲撃している。戦闘は今まで続いている」と説明した。また、シェヴェロドネツィクでは、自宅で女性が1名亡くなったと報告した。
写真:ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官