東部で激しい戦闘継続 ミコライウ市砲撃 ヘルソン州は通信遮断=各州行政府報告
各州軍行政府の3日8時時点の情報をもとに作成された報告書に書かれている。
ヘルソン州(南部)続き:ロシア軍は、制圧した地点を維持しよう努力。戦闘は、ミコライウ州とドニプロペトロウシク州との州境とベリスラウ地区で発生。
ドニプロペトロウシク州(南部):昨晩、ロシア軍はゼレノドリシク共同体の村を砲撃。民間住宅1軒に着弾し、3名負傷(内2名児童)。同村は激しく破壊された。夜間、敵は再び同共同体を砲撃。犠牲者なし。詳細確認中。
ハルキウ州(東部):ハルキウ市では夜間、砲撃の結果行政庁舎の一つに火災発生。最新情報では犠牲者なし。夜間、ロシア軍はツィルクニも砲撃、建物・商業施設で火災。ハルキウ州全体では過去24時間で民間人1名死亡、6名負傷。
ルハンシク州(東部):ロシア軍はシェヴェロドネツィク、ボリウシケ、ウスティニウカ、リシチャンシクのインフラ施設やウクライナ軍配置地点を砲撃。敵の攻撃機は、ミルナ・ドリナ近くを攻撃。メチョルキネとビロホリウカにて敵は襲撃を実施し、損耗を出し、元の地点まで撤退。その他、ゾロテー、コミシュヴァハ、ミコライウカ、ビロホリウカ、ウルビウカを砲撃。市中心部で激しい戦闘が展開されるシェヴェロドネツィクでは、建物9軒が損傷。リシチャンシクも建物2軒、車両4台など損傷。ヒルシケでは16軒、ゾロテー6軒、トシキウカ3軒。女性1名死亡。
ドネツィク州(東部):敵は14の自治体であらゆる兵器を用いて17回砲撃。砲撃があったのは、スロヴヤンシク、ドネツィケ、ライホロドク、セメニウカ、バフムート、アウジーウカ、クラスノホリウカ、トレツィク他。20軒の住居、クラスノホリウカ耐火物工場とアウジーウカ・コークス工場が損傷。3名死亡、8名負傷。
ミコライウ州(南部):2日、ミコライウ市の複数の地区が敵の砲撃を受けた。バシュタンカ地区では、インフルカ共同体が砲撃された。シローケ共同体では昼夜砲撃が続く。1名死亡、1名負傷。
その他の州は相対的に平穏。