ゼレンシキー宇大統領、紛争の凍結について「ウクライナの強い立場がなければ、プーチンは再び戻ってきて、私たちを破壊するだろう」

ゼレンシキー宇大統領、紛争の凍結について「ウクライナの強い立場がなければ、プーチンは再び戻ってきて、私たちを破壊するだろう」

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、ウクライナの強い立場がないまま紛争を凍結するということは、数年後にロシアが再び侵略に踏み切ることを意味すると発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪れたコスタ欧州理事会議長との会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「ウクライナの強い立場が何もないままに紛争が凍結されたら、その際はプーチンが2年、3年、5年後にやってくるだろう。(編集注:何年後になるかは)わからない。それは、私たちによって左右されることではない。彼は戻ってきて、私たちを完全かつ完璧に破壊するだろう。彼は、私たちを破壊しようとする」と発言した。

また同氏は、協議プロセス開始までに、パートナーたちの支援によってウクライナの立場が強化されねばならないと発言した。その際同氏は、「それはどういう意味か? もっとも重要なものは、私たちの『勝利計画』にあったものだ。それは、武器パッケージであり、良質で十分な数の武器、長射程ミサイル、書かれている様々なものだ。それは私たちが米国のパートナーだけでなく、欧州のパートナーに共有した私たちの計画に書かれていたものだ」と発言した。

さらに同氏は、重要なのはその協議プロセスの議題を得ることであり、その際には協議は始められるようになるだろうと指摘した。

そして同氏は、協議の席には、ウクライナとロシアだけでなく、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の代表者も着かねばならないと発言した。その際同氏は、「なぜなら、私たちは自分をこの同盟の安全保障システムの一部だと見ているからだ。そのフォーマットなら、私は私たちが話すことができることがわかる」と発言した。

加えて同氏は、ロシアが平和を望まず、ウクライナを将来を通じて独立した国家として見たがらない場合、何について合意するか、という問題が最も難しいものとなり得ると発言した。


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