ＥＵ、ウクライナからの輸入品に対する関税を１年間免除

３日、欧州委員会のフェラー経済・貿易報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

フェラー報道官は、「ウクライナからＥＵへと入ってくる輸出品からの全ての税が一時的に止められるという規制ルールが、今日のＥＵ官報に掲載された。それは明日、６月４日に発効し、２０２３年６月５日まで効力を持つ」と発表した。

同氏はまた、欧州委員会は、欧州議会とＥＵ理事会によるこの方策の迅速な採択を歓迎していると強調し、「これは、ロシアの侵略の結果著しく弱体化したウクライナ経済の発展を目的とした過去に例のない行動である。それはロシアの軍事侵攻開始後に、ウクライナの製造業と輸出業者が陥った困難な状況を克服するのに役立つ」と発言した。

これに先立ち、４月２７日、欧州委員会は、ウクライナからＥＵ加盟国への輸出品への関税を免除することを提案していた。