シェヴェロドネツィクにてロシア軍側に著しい損耗 ウクライナ側が反撃=ハイダイ州軍行政府長官
ウクルインフォルム
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は4日、ロシア軍は同州臨時州都シェヴェロドネツィク制圧のために予備戦力を集結させているが、多大な損耗を出しており、ウクライナ軍は徐々に敵を追い返していると発言した。
ハイダイ長官がテレビ番組「UA一緒」出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ハイダイ氏は、「州全体で困難な状況が続いている。シェヴェロドネツィクにて現在戦闘が集中している。なぜなら、ロシア軍は全戦力、全ての予備戦力をその方面へと投入しているからだ。彼らは、一時的に同市の大半を制圧することに成功したが、しかし今私たちの軍がそれを追い返した。そして彼らは、当然、多大な損耗を被っている」と発言した。
同氏はまた、カディロフ系の兵士は通常前線では戦わないが、今回は「町はすでに我々(ロシア側)のものだ」という自分たちの嘘を信じて、町の中に入ったのだろうとし、その結果カディロフ系兵士の中にも損耗が出ていると指摘した。