ロシア軍はシェヴェロドネツィク「制圧」目標日をさらに先延ばし=ハイダイ・ルハンシク州軍行政府
ウクルインフォルム
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は10日、ロシア軍が同州臨時州都シェヴェロドネツィクを6月10日にも12日にも実現できないことが判明したことから、ロシア首脳陣は、新たな制圧目標日を6月22日に設定したと発言した。
ハイダイ長官がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
ハイダイ氏は、「(彼らの制圧予定日までの同市制圧は)間に合わない。占領者たちは、3度目となるシェヴェロドネツィク制圧日の変更を行った。今度は6月22日だ(編集注:ドイツのソ連侵攻開始の日)。本日6月10日、ロシア人たちはまたしても、州庁がウクライナのものであることを不満に思っている。次の露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)たちの恥ずかしい日は、6月22日である」と指摘した。
ハイダイ氏は、ルハンシク州のウクライナ側管理下にある地域全体がロシア軍の激しい砲撃を受けているとし、「シェヴェロドネツィクにおける激しい市街戦が続いている。敵を消耗させている。リシチャンシク(ルハンシク州)〜バフムート(ドネツィク州)幹線は私たち側にある。『静かな』避難は、リシチャンシクとヒルシケ共同体からのみ可能だ。両自治体には人道支援を運ぶこともできている。ルハンシク州の私たちの軍人の包囲の脅威はない。私たちは耐えている!」と発言した。
写真:ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官(フェイスブック)